オレは付き合っている彼女と、たまに泊りがけの旅行に行っている。近場の時もあればちょっと足を延ばすことも珍しくはない。
そこでとある秋のこと、また彼女との旅行プランを立てた。今回は思い切って秘湯と呼ばれる温泉旅館に決めたのである。
車で4時間くらいかかってやっとたどり着いた旅館。来た甲斐があってなかなか素敵な旅館だ。
玄関に入ると女将さんともう一人若い女性が。二人でオレ達の荷物を持ってくれると、そのまま部屋まで案内してくれる。そしてオレ達を部屋の座椅子に腰かけさせると、2人が挨拶をしてくれた。
いかにもベテランそうな女将、そしてもう一人の若目の女性は若女将で、小平瞳という、現在修行中とのこと。見た目では30代半ばくらいだろうか、麗しいという感じが見てとれる上品な綺麗さを伺える。
オレは内心、瞳のことをかなり気に入ってしまった。しかし、彼女と一緒なので何もできないのだが。
女将たちの挨拶が終わると、オレ達は夕食前に散歩に行ったり1回目の温泉を堪能したりと、ゆったりとした時間を楽しむ。
温泉はとにかく素晴らしく、広いところに庭園のような外観を見ながら、ややぬるめのお湯だった。つい長居してしまう。
一日おきに男女のお風呂が入れ変わるとのこと。明日にはまた違う風景を見ながら温泉を楽しめるかもしれない。
オレ達は夕食を終えてそのまま部屋に戻ると、とりあえず彼女とのエッチを。お酒も少し入れたので、ちょっと気合も入ってしまう。
オレの彼女はクリトリスをクンニしてあげると、本当に簡単に濡れてしまう。
「アァぁん…そんなに…あ、あぁぁ、今日は激しい…!!」
クリトリスが最初から敏感で、付き合う前からクンニで何回もイかせていた。それが今でもクリトリスの感度が落ちておらず、いまだに吸いつきクンニなんかしたもんなら、挿入前に2回くらいはイッている。
そこまで彼女のアソコをグチュグチュにしてからの挿入で、オレもイかせてもらうのだ。お互いに息を切らして乱れながら、そのまま布団に寝転んでしまう。
そしてそのまま抱き合って寝てしまうのが日課だ。
ただ、オレは二時間くらい寝ていると、ふと目が覚めてしまう。その日もそうだった。一度寝たら朝まで起きない彼女が羨ましいくらいである。
オレは寝返りを打って隣の布団まで移動していた彼女を見ながら、今のうちにもう一回温泉にでも行こうとする。
一応万が一起きてしまったときのために、ラインに温泉にいると入れて置いた。まあラインの音がなってもピクリともしていないのだが。
オレが温泉に向かうと、男女の暖簾が無くなっている。ただ、さっきは言った方に行けば間違いないと思い、オレは何も考えないで温泉に入った。
脱衣場には浴衣が置いてある。誰か一人いるようだ。まあ夜と言ってもそんなに遅い時間ではないし、特に人がいても不思議ではないだろう。
オレはここぞとばかりに露天風呂に向かった。人が見当たらないが、とりあえず一番外観の良い岩裏に。お湯の中を歩いて岩の陰に入った瞬間に、オレはビックリしてしまった。
そこには一人の女性が湯船の淵に座っていたのだ。
「え…あ、キャぁ…!」
お互いに驚いてしまい、思わず女性も出てるのか分からない声で悲鳴を。完全に全裸でタオルすら巻いていない綺麗で麗しい女性だった。
お互いに全裸を見たことになる。オレもビックリしすぎて、つい女性をガン見してしまっていた。
「な、何ですか…!?ここは女性風呂です…!」
女性は怯え気味に言ってくる。手で胸を隠しながら、そのままお湯に浸かった。とにかく体を隠したかったのだろう。
「え、さっきはこちらが男風呂で会ったと思いますが」
「こ、この時間は…入れ替えているんです…!」
「え、そうだったんですか。すいません」
「と、とりあえず、それ隠してください…!」
オレはムスコを出したまま女性と話をしていた。何とか手で隠してオレも湯船に。そして気づいたのだが、その女性こそ若女将のヒトミだったのだ。どうりでキレイな人と思うわけだ。
オレは密かに勃起をしていた。オレはすぐにここから出ないといけないのに、こんなチャンスは無いと思い瞳に寄っていく。
「ヤァん…何するつもりですか…!?」
「ヒトミさんがキレイだから」
「確か、彼女さんもいましたよね…」
「もう爆睡しています。一人で温泉に来ました」
「こ、こんなところ…バレたらダメでしょ…」
「確かに、でも瞳さんがキレイすぎで。フェラだけでもしてください」
「何バカなことを…そんなことするわけ…」
そう瞳が言っているときに、オレはキスをして胸をまさぐっていた。瞳は一瞬体を反応させて声が出てしまう。
「あ、あぁああん…」
瞳の体は意外にもオレを突き放そうとしない。口ではダメと言いながらも、オレのカチカチなペニスが太ももに密着しても拒否をしないのだ。
「ホントに…アタシたちだけの秘密ですからね…立ってください」
オレは言われた通りに湯船の中で立つと、露になった肉棒をヒトミはフェラし始める。さっきまでの恥ずかしそうな表情から一変して、そこには妖艶な瞳がいた。
舌がしっかりと肉棒に絡まって、あのきれいな体を揺らしながらも一生懸命なフェラを奉仕してくれる。
「瞳さん、気持ちいいです…」
「良かったわ…アタシも興奮してきちゃった…挿れて…」
フェラでギンギン度に拍車がかかった肉棒を欲しがる瞳。自ら後ろ向きになると、そのままオレはバックで挿入した。
「ヒャァァぁん…!あ、あっぁああ…最高…!あぁぁぁあ」
誰もいない秘湯と言われる温泉で、オレと若女将の瞳は完全に合体をしていた。まさに秘湯である。
燃え上ってしまったオレ達は、思いっきり喘いでしまったヒトミの声と共にお互い絶頂に達することとなる。温めの温泉がこの時ばかりは熱く感じていた。
次の朝、瞳は若女将の格好で朝食の準備を部屋まで伝えてくれた。ちょうど彼女がトイレにいたタイミングで。
キスだけをしてヒトミは部屋から出ていく。